木曜洋画劇場 ブレイド3

2007.07.20 *Fri
夕べ放映してた木曜洋画劇場の『ブレイド3』の感想を軽く。

結論から言ってしまえば、「期待外れもいいところだった」。(´・ω・)=3

このシリーズは1作目から好きなシリーズで、1と2はDVDも持っている。
3を今まで見ていなかったのは、別に何か理由があるわけじゃなくて単に縁が無かっただけなんだけれども。

そういう事もあって、最近めっきり見なくなったTV放送だけどブレイド3をやるってことで期待してたんだけれども。

監督が変わっちゃったのかな?そこのところは詳しく調べてないけど、どうもブレイドらしさってものが欠落している出来だったように思った。

演出とか、カメラワークとか、アクションとかの問題ではなくて、そもそも続編としての映画の作り方がぜんぜん成ってない感じ。
判りやすく言うと「ブレイドという作品を3で初めて視聴する観客に対して不親切すぎる作り」ということ。

冒頭のブレイドが工場らしき建物を爆破してヴァンパイアたちを追い立てるシーンなんかがいい例。
次々とテンポ良くヴァンパイアたちを倒して行くシーンは秀逸だし、新しい装備も出てきて面白いんだけど、問題は「倒されていく敵が何か」という説明が全く無いこと。
このシーンだけを見ると、ブレイドは単に「悪人を灰にして倒す特殊能力を持つヒーロー」にしか見えない。

しかしこの冒頭のシーンの最後に、ブレイドがヴァンパイアのフリをしていた人間を誤射して殺害してしまうというシーンが描かれるが、始めて見る視聴者にとっては他の「悪人」がヴァンパイアだったという知識は無いため、ブレイドの台詞である「なぜ銀の杭で貫かれたのに、灰になって死なない?」という質問の意図が理解できないと思う。
よしんば、ヴァンパイアと人間との違いを推測できたとしても、今度は「なんでヴァンパイアのなかに人間が混ざってるの?」って疑問が発生してくる。

この辺りの作りが、1作目と比較するとどれだけおざなりなのかが良くわかる。

1作目の冒頭は、犠牲者の男がヴァンパイアの女に連れられて、アングラのディスコに連れ込まれるシーンから始まるが、このシーンではまず最初に犠牲者である男以外の客と店員が全て”人間ではない”事が描かれる。
そのため、この後ブレイドが現れるシーンになった時に「ブレイドはヴァンパイアを狩るための武器と技を持ったヒーローである」事が理解できるし、「ヴァンパイアは銀の杭や弾丸を打ち込まれると灰になる」という事も自然に理解できた。

とにかくブレイド3は、「1作目を見たことがある視聴者」に限定して作られている部分が多すぎたと思う。

続編の作り方としてはそれほど間違った方法ではないのかもしれないけど、困ったことに(たぶん木曜洋画劇場のスタッフが悪いんだろうけど)TVCMで散々『3だけ見てもおもしろい』という触れ文句を流していたため、うちは当然そういう作りをした映画だと思って見てしまっていた。

・・・なんだ、悪いのはテレ東のスタッフなのか。(´・ω・)=3

まぁでも、映画そのものに関しても不満の残る作り。
いろんな面での説明不足があるのは既に述べたとおりだけど、ウィスラーの娘が出る必要性がほとんど感じられなかったのも減点のひとつ。
ブレイドの新装備も冒頭のシーンと最後にチョコっと出たのみだし、何よりもシリーズ定番だった「サングラスを空中で受け止めて装着する」お馴染みのシーンが無かったのが致命的。

どうか、このTV放映版はカットしまくりの放映で、ノーカット版はちゃんと作品になっているんだよ、と誰か言ってほしい。(´・ω・)

PS:
日本刀と中華剣のチャンバラもどうかと思ったけど、中華剣とシャムシールのチャンバラはもっとどうかと思った。おまいら使い方間違えてますよっと。
CATEGORY : 未分類
THEME : 洋画
GENRE : 映画
COMMENT (0)  TRACKBACK (0) 

COMMENT

Comment Form


秘密にする
 

TRACKBACK

TrackBack List


Copyright © 20面ダイスの半分はやさしさでできています All Rights Reserved.
テンプレート配布者:サリイ (素材:ふるるか) ・・・  FC2ブログ 求人情報